先輩からのメッセージ

Hello!! Howdy-do! Ai Mutou(武藤 愛)と申します。

 私はEnglish Houseに通い続け既に20年以上が経ち、また人生のほとんどを英語と共に、English Houseと共に過ごしてきました。今の私の根底にはEnglish Houseで学んだことがあります。私は志望していた学校ではなかったものの、生徒の約3分の1が留学生という国際系の大学にて日本文化と国際文化・国際で通用するコミュニケーション・国際で通用する「言語」とは何か?について数多学んできました。

このような特殊の場で活かせたのがEnglish Houseで学んだ知識や物事の考え方です。1年生で入りたてですぐ、教師陣から「私たちが述べること全てを鵜呑みにするのではない。果たして本当に正しいのか論理的に、客観的に判断せよ。」と言われ、全ての授業にて批判的思考(=物事や思考を無批判で受け入れるのではなく、様々な角度から検討し、論理的・客観的に物事を判断する思考のこと)を求められたのですが、周りが困惑する中、私は比較的にすんなりと受け入れることができました。

 これもEnglish Houseで学んだことが関わっているわけなのです。私が小学生の時からアメリカでは当たり前のように批判的思考というものがあり、当たり前のようにEnglish Houseでも批判的思考を養うようなレッスンはありました。「本当にこれが正解なの?わからないなら調べてみよう。」私が長期に渡ってレッスンをしていたからかもしれませんが、無意識的に脳内に入ったこの批判的思考は、高校の授業でも役に立ち、そして大学でも役に立ったのです。

また、私が通っていた大学は様々な国から来た留学生の方がいるだけでなく、LGBTQの学生さんや障害を持つ学生さんも数多いらっしゃいました。そこでもこのような光景をすんなりと受け入れることができたのは、English Houseで幼少期からLGBTQの考えなどといった、現在国際問題となっているような文化・思考を学んできたからです。

English Houseはただ英会話・英文法を学ぶ「だけ」の場所ではないと私は考えます。元々違う国で生まれて育ち、今、「日本」で英語を教えるという人生で面白い経験をなさっているような先生方と一緒に学べる環境なわけです。

 ただ英会話だけ・英文法だけを学ぶのはもったいないと思いませんか?ただ英会話・英文法を学ぶ場だけとは思わず、日本の小・中・高ではなかなか学べないような文化的思考なども養える場としてぜひ考えていただけたらなと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!!